ベトナムの避暑地　ダラット

ダラットは、ベトナムがフランスの植民地時代の19世紀末に開拓された避暑地で、ホーチミンから北東に300キロほど離れた標高約1500メートルに位置する素敵な街です。

暑いと思われがちなベトナムの中で、ここは年中涼しい気候に恵まれているため、お茶やコーヒー、ワインなどの有名な産地となっています。

コヒーの実です。（コーヒーチェリー）

美しい湖や滝、松林、寺院など見どころも多く、とりわけ目を引くのが丘陵地に点在しているコロニアル様式の建物で、教会も多く、ヨーロッパの雰囲気を演出しています。新婚旅行にも多くの人たちがここに訪れます。ダラットは、別名「花の街」とも言われ、バラやジャスミンの花が咲き、花園では年中、ランなどの花が楽しめます。

ホーチミンからダラットへは車でおよそ8時間、または航空機で1時間弱の旅です。ホーチミンからも多くの旅行会社でダラット行きのバスが運行されています。