ベトナムコーヒー
日本ではあまり知られていませんが、ベトナムは世界第2位のコーヒーの生産地です。
ベトナムコーヒーの特色はまずその豆です。世界中のコーヒー豆の八割弱を占めるアラビカ種ではなく、ベトナムで多く栽培されるロブスタ種の豆を使っています。
日本では殆どが安価なインスタントコーヒーや缶コーヒー用に使われています。ベトナムにはNESCAFEで有名なネスレの大きな工場があります。
コーヒーの味を出すのは焙煎方法なのですが、ベトナムではコーヒー豆を焙煎する際にバターを使ってイタリアンローストと同じくらい真っ黒になるまで煎ります。この焙煎の仕方が、ベトナムコーヒー独特の苦味を出すのだそうです。
そして、ベトナムではアルミ製のドリッパーをカップの上にのせ、中挽きにした真っ黒なコヒー豆を入れて熱湯を注ぎ、コンデンスミルクを入れて飲みます。普通にカフェで出てくるコーヒーは濃すぎて、そのままでは、私達日本人では飲める人は少ないとおもいます。私は熱湯をもらい、かなり薄めていただきました。
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