ベトナムビジネスインターン・孤児院ボランティア・日本語講師アシスタント

参加者体験談.3 - 孤児院 & 日本語学校 - 

MYさん

◆ 参加の動機 ◆
何か海外でボランティアをしてみたいと前から思っていました。インターネットでボランティアのプログラムを探していたらCECを見つけて、それをきっかけに参加を決めました。前からアジアの国に興味があったのと、孤児院でボランティアをしたいという思いから今回のベトナムプログラムに決めました。


◆ 印象に残った事 ◆
ベトナムに行って印象に残ったことや感動したことはたくさんあります。ベトナムについてすぐに驚いたことは、バイクの多さです。これはとても印象に残りました。バイクだけではなくベトナムの交通事情には驚きの連続でした。
私が一番印象に残っているのは孤児院です。オリエンテーションの時にアンさんとグループのみんなと初めて孤児院に行ってとても衝撃を受けました。私が予想もしていなかった障害を持っている子供がいてその時はとても驚いたし、戸惑ってしまいました。
感動したことは、食べ物がおいしいところです。私はとても好き嫌いが多くてたべものには一番困るだろうと思っていましたが、ベトナムの食事はすべておいしくてとても感動しました!!そして、日本では見られない珍しいフルーツなどを食べることができたのも感動でした。あと、ベトナムはコーヒーがほんとに美味しかったです。お土産にも買って帰りました。
自由行動の時にグループのみんなといった戦争博物館はとても印象に残っています。ベトナム戦争の時に使われた爆弾や戦争の影響で体に障害を持って生まれてきたしまった人たちの写真がたくさんありました。戦争当時の生々しい写真もたくさんありました。日本がかかわった戦争については学校で少し勉強しましたが、ベトナム戦争については触れるのが初めてだったので初めて知ることがたくさんでした。戦争でまかれた枯葉剤の影響で生まれた障害を持った子供の写真が展示してあってその症状と同じ症状の子が孤児院にもいて戦争の影響は現在にも残っているということを知りとても驚きました。
感動したことは孤児院の子供がとても明るいことでした!!そして私たちがくるととても喜んでくれてたくさん遊んでくれたことにも感動でした。わかばに行った時も感動しました。初対面なのにとても快く私たちを受け入れてくれました。みなさん元気よく「こんにちは」とあいさつをしてくれるし中には私のことを‘先生’と呼んでくれる方もいました。みなさんとても熱心に日本語を学んでいてとても感動しました。自分も何かに熱心に取り組みたくなりました。


ベトナム孤児院ボランティア  ベトナム孤児院ボランティア

◆ 大変だったこと ◆
私はプログラム中に熱をしてしまって1日、わかばを休んでしまいました。私は今回、いろいろな薬を持っていったつもりだったけれど解熱剤や風邪薬を持っていくのを忘れていました。なので、一緒にボランティアに来ていた友達に薬を貰ったりいろいろと迷惑をかけてしまいました。とても申し訳なかったです。
道を渡るのが最初はとても大変でした。歩行者の信号はあまりないので自力で渡るしかなくてとても怖かったです。でもすぐに慣れて道も難なく渡れるようになりました。
バスやお店などで話しかけてくれたベトナムの方がいました。でもなにを言っているのかわからず困ってしまいました。せっかく話しかけてくれたのに答えることができずにとても申し訳なかったです。
わかばで日本語を教えている生徒さんに日本語の質問をされたが、うまく言葉で伝えることができずに苦労しました。言葉で伝えづらいことは絵をかいて説明したら伝わったのでよかったです。
大変ではなかったですが、タクシーに乗る際やバスに乗る際に私たちは目的地をベトナム語で伝えることができなかったのでアンさんやホテルの人にメモを書いてもらいました。そのメモにとても助けられました。バスの場合はバスターミナルから28番のバスに乗り、線路を超えたら席から立つと次のバス停で止まってくれます。そこがホテルの最寄りのバス停です!!タクシーは38・27・27.27と書いてあるタクシーがお勧めです!!早くつきます。(ちょっと運転が荒いですが・・・WWW)


◆ 楽しかったこと ◆
孤児院でのボランティアがとても楽しかったです。子供たちから私たちに寄って来てくれるので何の戸惑いもなく遊ぶことができました。最初に自分が感じた衝撃や不安などは遊んでしまえば一切感じませんでした。子供たちが笑ってくれることがただ単純に嬉しくて、楽しくて夢中で遊んでいました。毎日孤児院に行くのが楽しみでした。
週末にいったメコン川のツアーも楽しかったです。日本では絶対に見れないような自然景色や生活風景を見ることができました。ツアーではいろんなことを体験したり、ほかの国から来た観光客の人と仲良くなったりと観光以外にもいろいろな交流があって楽しかったです。
わかばの生徒さんたちといった1泊2日の海もとても楽しかったです。ドラゴンフルーツの畑に行ってとれたてのドラゴンフルーツを食べたり、川に入って遊んだり、大昔に建てられた塔に行ったり、海で遊んだり、カラオケをしたり、朝早く起きてみんなで砂丘に遊びに行ったりとほんとに楽しいことしかしませんでした^^すごくみんなと仲良くなれてすごく楽しかったです!!見える景色全部がきれいで本当に感動しました。


◆ 持ち物について ◆
私は荷物を持っていきすぎたと感じました。Tシャツやタンクトップを7、8枚くらい持っていきましたがそんなにつかいませんでした。自分で手洗い洗濯をすれば次の日には乾きました。なので、そんなにたくさんの洋服は必要ないと感じました。
私が行った時期は毎日必ず雨が降りました。なので、折り畳み傘は必ず持っていったほうがいいと思います。雨は意外とすぐにやんだりするので脱いだり着たりするカッパはめんどくさいなぁと感じました。
薬は万が一のことを考えていろいろ持っていったほうがよかったと思いました。
わたしはナイフ、スプーン、フォーク、小さいお皿などが入った小さなアウトドアグッズ??みたいなものを持っていったのですが、ナイフはスーパーで買ったフルーツを切るとときにとても役に立ちました。スプーンやフォークもフルーツを食べるときに役立ちました。
荷物はほんとに必要最低限でいいと感じました。もし足りないものがあれば大抵に物はスーパーに売っているので現地調達できます。


◆ 現地での服装について ◆
実際私は、ほぼ半袖短パンで過ごしていました。私は長袖を持っていかなくて風邪をひいたときにとても後悔したので1枚はパーカーなどを持っていったほうがいいと思いました。メコン川やクチトンネルなどに行くときは長ズボンのほうがいいと思います。もしかするとわかばの生徒さんと海に行くことになるかもしれないので水着とか濡れてもいいような服があったほうがいいかもしれません・・・(笑)


ベトナム孤児院ボランティア  ベトナム孤児院ボランティア

◆ 現地の物価 ◆
とても安かったです。日本とは比べものにならないくらい。朝ごはんでよく食べたバインミー(サンドイッチのようなもの)は15,000VDだったので60円くらい?とかく物価は驚くほど安いです。100,000VDが400円くらい?だと思います。現地でよく食べたフォーなどもだいたい65,000VDぐらいなので260円とかだと思います。お土産代を抜けば2週間1万5千円くらいで過ごせると思います。


◆ コミュニケーション手段(言葉の問題など)について ◆
孤児院では子供と遊ぶことがメインなので言葉に困ったりすることは少なかったです。孤児院の先生は私たちにわかりやすく指をさして指示を出してくれたり、ジェスチャーなどで私にやってほしいことを表してくれたのですぐ伝わりました。わかばでは日本語を学んでいる学生さんたちとの会話はほぼ日本語で話していました。わからない言葉は生徒さんが通訳してくれたりもしました。少し困ったのは、市内を観光していて道を聞いたりするとき町の人はあまり英語が話せなくて私たちの質問がすぐに伝わらなかったり、逆にベトナム語で話されて何を言っているのか私たちが理解できないことでした。メコン川のツアーにはほかの国から来た観光客の人がたくさんいてみんな英語で話していましたが、私は英語がしゃべれないので一緒のグループで行った子に通訳してもらっていました。やはり、英語ができたほうが
いいと感じました。ごはんを食べるときなどは食べたいものを指でさして注文していました。市場やドンコイ通りは日本語をしゃべれる人がたくさんいました。


◆ ステイ先の情報・感想 ◆
私はわかばの近くのホテルに2週間お世話になりました。部屋は広いとはいえないけれどきれいでした。タオルは2枚あって毎日新しいタオルに交換してくれます。シャンプーやボディーソープはありません。でもBIG Cに売っていたので現地で買うのでもいいと思います。コンセントは日本のものがそのまま使えたので助かりました。少し驚いたのは、トイレとシャワーが一緒の場所にあるということです。浴槽がないのでシャワーを浴びるとトイレの床までびしょびしょになってしまうのでちょっと困りました。部屋に小さいゴミ箱が1つしかなかったので自分で袋の中にゴミを入れてゴミ箱にしましたが、アリがたくさん来てしまってとても困りました。ホテルの人は親切です。2週間もいたので部屋番号を覚えてくれてすぐに鍵を出してくれました。


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◆ 派遣(ボランティア)先について ◆
主に平日の午前は孤児院で、昼間は個人個人自由な時間で夕方は日本語学校わかばにいきました。
孤児院では子供と一緒に遊ぶことがメインでした。9:00頃に孤児院についてそこから一緒に遊んで10:00過ぎくらいから子供たちはご飯の時間になるのでみんなを椅子に座らせてご飯を食べさせてあげました。ごはんの後はお昼寝の時間みたいだったので11:00くらいには孤児院を去っていました。12:00〜16:00、日によっては18:00まで自由な時間だったので私はグループの子とお昼ご飯を食べに行ったり、ベンタン市場で買い物をしたり、ドンコイ通りでお土産を買ったり、カフェでゆっくりしたりしていました。中にはグループの子と別れて個人で行動する子もいました。夕方からはわかばで日本語を学んでいる生徒さんのお手伝いをしました。内容は日本語のテキストを一緒に読んであげたり、宿題の丸付けをしたりでした。日本語学校が終わった後には結構毎日186CAFEに通っていました。わかばの前のCAFEです。たくさん行ったのでCAFEのお兄さんが私たちのことを覚えてくれて話しかけてくれたり、仲良くなったりしました。


◆ やってみたかった事・やり残した事 ◆
私はもう少し一人で行動してみたかったなあと思いました。一緒にいったグループの中には自由時間に個人で行動している子もいましたが、私は常に2,3人で行動をしていました。体調が悪くなりバスターミナルからホテル近くまで戻るバスに1人で乗ったときは頼れる人が周りにだれもいなくて不安でしたが、その分わくわくもしました。バスに乗っている人もやさしくしてくれました。1人でいた時間はとても短かったですが、全く日本語が通じない環境だから気づいたこともあるし苦労も少し感じました。せっかく行ったのならばもう少し一人で行動してもっといろいろな経験をすればよかったと思いました。もっと現地のいろいろな人と交流しベトナム語などを使って仲良くなりたかったです。行動力と勇気が足りなかったと反省しました。あとはもっといろいろなベトナム料理を食べに行けばよかったかなと思いました。そ
れと、アオザイを着てみたかったです。ガイドブックにアオザイを着て写真を撮ることができる場所があると書いてあったので日本にいるときからいってみたいなあと思っていましたが、結局いけませんでした。アオザイは写真で見るよりもじ実際に見たほうがきれいでした。日本で着物は頻繁に見るものではないですが、ベトナムではアオザイを着た人をたくさん見ました。


◆ その他 ◆
とても楽しい2週間でした。とてもベトナムが好きになりました。孤児院に行って障害を持ったこの大変さや孤児院で働く人の苦労なども見えました。日本にいるときには知ることができなかったことがたくさんあってとても貴重な経験をすることができました。今回の経験で今自分が何をやりたいかや何に興味を持っているのかが明確になってきたような気がします。
日本語学校で感じたことは、ベトナムという日本から離れた場所でも日本を好きになってくれて日本語を勉強している人がいるということがうれしかったです。
ベトナムの人の印象はみんなフレンドリーでした。道を歩いて迷っていると助けてくれたひともいましたし、バスの中やスーパーで話しかけてくれた人もいました。朝よくバインミーを買っていたお店のおばちゃんもニコニコしてくれたりでとても人が良かったです。
今回CECのボランティアに参加してもっといろんな国に行ってみたいと思いました。もちろんベトナムにもまた来たいと思いました。次に海外のボランティアに行くときもCECを利用したいと思います。ありがとうございました!!


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